「吉田茂と61人の歴代首相」似顔絵本とは
首相の名前は誰だっけ?
名前を覚える間もないほど目まぐるしく交代する日本の首相。
「この首相の前の首相は誰だっけ?」
「その前の前は誰だっけ?」
喉まで出かかっているのに思い出せない、そんな時にパラパラっとめくって、ああそうだった
と思い出すのに丁度いい、歴代首相の似顔絵本です。
描いたのは大磯在住の河口邦山(かわぐちくにさん)

神奈川県大磯町に住む 河口邦山さんは、笑福縁起画や大津絵を描く絵師です。
歴代首相の似顔絵は2007年から描き始めました。
その多くは大磯に暮らしていた吉田茂の似顔絵でした。吉田茂は大磯の町の人から大変愛されていました。
しかし、2009年
3月22日 原因不明の出火により吉田茂邸が焼失しました。
多くの人が呆然とし、悲しみました。
その日も似顔絵を描いていた河口邦山は「何か縁みたいなものを感じた」そうです。
【 河口邦山の 情報サイトはこちら 】
政治史というより似顔絵作品集

A5判44ページ、厚さはなんと4mmです。
日本を背負った歴代首相の本にしてはあまりにもペラペラです。重さは108グラム。
スマホよりも軽いのです。
歴代首相本の構成
河口邦山が描いた首相の似顔絵の横に出生地と在任期間。
そして子供の頃から社会の成績が壊滅的に悪かった大津舎の芹沢が勝手にコメントをつけています。
本当にくだらないコメントで申し訳ないのですが、面白かったよと感想をくださると木にも登りたいくらい
のぼせあがります。
中はこのようになっています
似顔絵本なのですから、イラストが多くなければ面白くないということで
空いたスペースには大津絵風に描いた歴代首相を載せています。